廿日市市役所と意見交換を致しました!

2019年11月22日 18:55

2005年から廿日市大野地域を走るコミュニティバス・おおのハートバス。

来春、ダイヤ改正があり、宮島口から国道二号線を走るルートが新たにできるということは、既に地元の新聞報道で明らかになっていますが、それらに関連して当組合ではいろいろな提案や要望を出し合ってきました。
またその提案や要望を市役所の担当課に事前にお伝えし、本日べにまんさくの湯にて第1回目の意見交換を行いました。

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べにまんさくに関しては今年の春から少しずつ温泉内に植樹を始めていたり、「ハートバスチョロQ」を各施設で販売したり(現在80個程度売れました)と少しずつかかわってきました。

おおのハートバスとはご覧のようにハートの形をした葉を持つ「べにまんさく」が、旧大野町の木として住民に親しまれていることからご覧のようなラッピングになっています。色は青、赤、黄の3種類あり、一応ルートごとに色分けされています。

基本的には住民の足としての「コミュニティバス」という位置づけ。
我々は業務上「観光に活かすことができないかなぁ」とついつい考えてしまいます。
もともといくら乗っても¥100(現在は¥150)という運賃設定の為、もちろん税金から補填するわけなのですが、観光のお客様にも多くご利用頂けたら収支改善にも繋がるかとの思いから、今から6~7年くらい前に「宮島口から2号線の直行便」を担当課に相談に行ったことがあります。
但しその当時は「住民の足」「コミュニティバス」という観点から「観光」の視点はかけらもなく、話は埋もれてしまいました。
しかしながら昨今の訪日客も含めた観光客の増加、並びに現在工事中の宮島口フェリーターミナルの整備などもあり、この度2号線経由の直行便(途中何か所か停まります)の設定の運びとなったようです。

そのような話の中で今回の意見交換となりました。

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当組合からは合計7名が参加。廿日市市からは2名の方にご参加いただきました。
組合としてはダイヤなどの要望もありますが、ハートバスを単なる交通手段だけではなく「観光資源としての可能性」を追求していきたいと思っています。

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詳細はまだ不確定要素もあるのでお伝え出来ませんが、事前に提案も送っていたおかげでいくつかのことが改善できそうです。
また市からもとてもいい提案のお話も聞くことができました。

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その後向かったのが「宮浜」のバス停付近。ここは県道ではありますが交通量も多く、車がスピードを出す危険地帯。通学の子供たちが退避する場所がご覧のようにほとんどない状態非常に危険です。上りも下りも道路脇が民地になっていますが、そちらの協力も頂き今後整備していきたいと思っています。

今から5年前、当組合は「宮浜温泉料理旅館組合」という開湯時からの名称を改め、「宮浜温泉地域管理組合」に名称を変更いたしました。それは旅館などの施設を中心とした考えから脱却し、「暮らしやすい、歩きやすい、地域全体を創り込んでいく」という思いから。このように色々とかかわっていくということは正直面倒くさいことも責任も増えていくことではありますが、積年の課題を一つずつクリアしていくことも宮浜温泉が目的地となる一つの大きな指標だと皆で思いを共有しています。

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春ごろには少しずつですが変わっていく予定です。確定次第、お伝えしてまいります。



話しは変わって次回は・・・これまた宮浜温泉が開湯したころからの積年の課題「海の活用」についてお知らせする予定です!
それではまたお付き合い願います(^-^)

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