新生「あんばらんす」9月にリニューアルオープン予定です!(^^)!

2017年07月13日 08:23

昨日は宮浜温泉地域管理組合の懇談会が開催されました。

7/30に開催される「第16回宮浜温泉まつり」や近々の事。地域の事。将来の宮浜の事などなど、懇親会を通じて語り合いました。

将来のことは今後絵を描いて、それに向けて進んでいく事を確認した有意義な時間でした。


【残念なお知らせ】

ところで昨年、ある会の場でとても残念な発表がありました。

30年間頑張ってきた「ペンションあんばらんす」が営業を終了するという事でした。

オーナーである原田氏(おじちゃん)は宮浜温泉が開湯した50年以上前から携わる唯一の人。

私の親戚でもあります。

おじちゃん曰く「ちょうど30年経ったし、年もとって少ししんどくなってきた」というのが理由。

お子様もいらっしゃいますが継ぐ予定もないとの事での決断でした。

「続けてほしい」と思うのは私だけでなくみんなの思いですが、そんな無責任なことも言えません。

おじちゃんの意見を尊重し受け入れました。


【大きなお世話】


「いずれそういう話もあるのかなぁ」とは考えていましたが、現実となるとやはり寂しい・・・

ぼ~っと考えていると、なんとなく思いつきました。

「お~、彼がいるじゃん!(^^)!」と。

すぐに彼に電話をし、今からすぐ来るように伝えました。

彼はやってきました。

「なんすか~? ボリボリ」って感じで。

私・・・「ペンションやらない?」

彼・・・「は??????」


彼とは藤崎将くん。

アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフです。

現在の仕事は英会話講師と漬物屋というちょっと変わり種な彼。

漬物に関しては試行錯誤しながらいろんな商品を販売しています。

胡瓜の粕漬「清盛漬」や、けん玉の制作過程で出るさくらのチップで醤油をいぶし、それに大根を漬けた「けん玉漬け」などなかなかユニークなものもあります。


私が彼だと思った理由はいくつかあります。

①地域の事に関して熱心

②若い

③もともと宮浜温泉で育った

④コミュニケーション能力が高い

⑤英会話が堪能

⑥目立つ        などなど。

しかし上記以外に決定的に思ったことは、「彼自身が商品になれる!」という事です。もっと言えば「彼自身が目的地になる可能性がある!」と思います。

今まで彼は漬物メインでやっているのですが、個人でやっているためどうしても量的にも限界があるし、これ以上あまり多くを望むのは難しいなぁ~と思っていました。

そう思っていたところに今回の営業終了の話。

結びつくのにあまり多くの時間は不要でした。

とはいえ私の勝手な思い付きですが(笑)


【事業承継】


将くんにとってはまさに青天のへきれき!多分「何言ってんだこの人は?」と思ったことでしょう。

しかし私は大きな可能性があると思っています。

・ハーフの顔をして漬物を漬けているギャップ感

・その漬物を食事で提供できる

・これからはインバウンドの時代。英会話バッチリ。     など。

まずはこの3つでいけますね( ^^) _U~~

予約に関しても今の時代、インターネット予約である程度見込めます。(今までのあんばらんすは電話予約のみ。しかもこの時代にFAXもない!)

簡単に言うと自分の城を持ったほうが先が開けると思いました。

以上のような話を彼にしていくうち乗り気になってきましたよ~。

「帰って相談します!」早っ!(笑)



今度はおじちゃんです。

私がそんなことを思っているなんてこれっぽっちも知りません。

私・・・「おじちゃん、ここやめて寂しくなるね~」

おじちゃん・・・「まあしょうがないじゃろ。子供も継がん言うとるし」

私・・・「将くんどうかね?」

おじちゃん・・・「は??????」

まぁ無理もないですね(笑)


それから約半年。

金融機関からの融資が決定し、先月土地建物の譲渡も無事終了。

現在9月のオープンを目指し、こつこつDIYで修繕中です。

新旧あんばらんす - コピー.JPG

新旧のオーナー。

いい笑顔ですね( ^)o(^ )

IMG_4708.JPG

ペンションあんばらんす

31年目のリスタートに向けて現在準備中です。

皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます(*^^)v

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