廿日市市に陳情に行ってまいりました
本日7/14(金)上野組合長はじめ計4名にて、宮浜温泉地域管理組合として廿日市市に陳情に行ってまいりました。
上野組合長と眞野廿日市市長。
この度の陳情は、現在宮浜温泉内にある空き地に建物を建てる際、規制(条例など)をかけてほしいというものです。
【宮浜温泉開湯の経緯】
もともとここ宮浜温泉は、旧大野町が保養地を造るという計画を立て事業者を募った経緯があります。
開湯当時の昭和40年代初頭には宿泊及び娯楽施設合わせて、約12件ほどが軒を連ねていました。
ボーリング場や釣り堀、会員制レストランなどもあり、バニーガールもいたとの事。(ソノトウジアイタカッタ・・・)
その後オイルショックやバブル崩壊などを経て、軒数も激減。2000年代初頭には4軒となってしまいました。
しかしここにきて宮浜温泉も回復傾向にあり、2年前には「旅籠・桜」が開業。「ペンションあんばらんす」も9月にはリスタート。㈱A&Cも来年新しく宿泊施設を始める予定と、賑わいを取り戻しつつあります。
ただその昔、旅館のあった空き地が懸案となっています。
【宮浜温泉の空き地及び脅威】
手前の広大な土地には50年前、高級旅館が立っていました。現在はある企業が所有されています。
この道を挟んだ手前には
旧宮浜シーサイドホテルの廃墟。ここも違う企業が所有されています。
ツタで覆いつくされある意味ジブリっぽい(笑)
管理されていればいいのですがこれが無法地帯。
犯罪の温床になる恐れや火災の恐れなど、温泉街にとってマイナスイメージも甚だしい建物になっています。
今後宮浜温泉が発展していくにあたり、このような土地に何か建物が建つ場合に市として何らかの規制をかけてほしい。何か可能性がないか?というのが本日のお願いでした。
今すぐにどうこうなるものではございませんが、今回は「観光協会大野支部」「大野町商工会」と3者連名で書面をお渡ししてきました。
【行政の責任】
私個人は行政に対し、何の恨みつらみもありませんが、元々旧大野町が保養地整備を提唱して事業者を募った場所。
その時代時代でコンサルタントに絵を描かせては自己満足で終わっていたように思います。
特にバブル時代に描かせた絵は、まさに「バブル!」って感じで笑えます。(今度見つけたら載せますね( ^)o(^ ))
これは平成15年当時「べにまんさくの湯」建設が話に上っていたころの構想図です。
進んでいるものもあれば、そうでないものも・・・
計画をしたことは責任をもって継続していってほしいものです。我が廿日市市が観光を重点施策に掲げるのであれば。
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