いや~宮浜温泉って初めて来たけど、いいお湯だね!(^^)!
って・・・今朝、言っていただきました。
言っていただいたのは九州から来られた観光バスの運転手さん。
運転手さん曰く「嬉野温泉の湯に似てるね~」と。
確かに宮浜と嬉野は泉質は似た感じです。さすが九州の運転手さん。
いろんな温泉に行っている方からそういわれるとうれしいですね(*^^)v
◆宮浜の源泉地◆
ところでここ宮浜は昭和40年の開湯ですが、元は湧水が多い土地で源泉もそんな深くないところにあったそうです。
ところが湯量が少なくなってきたため平成5年に「2号井」を掘ったのです。
掘ること1400メートル。その地点からポンプで引き揚げ、各施設へ温泉水を送っています。
「1400メートルから引き揚げられた源泉」
◆泉質が変わってきた!?◆
各温泉地は約10年に1回程度温泉分析を指定分析機関で受ける事になっています。
平成5年→17年→27年と3回の分析書があります。
泉温は26.0℃→25.0℃→22.1℃と少しずつ下がってはいますが、26.0℃でもそのまま入ったら冷たいのであまり影響はありません。
次にph値(ペーハー)7.7→8.1→8.8!
年を追うごとに上がってきているph値。ところでph値とは?
水溶液の性質を表す単位だそうです。
0~14までの単位があって、真ん中の7.0が中性となります。
7.0より低いと酸性、高くなるとアルカリ性となります。(よく「美人の湯」といわれるのはアルカリ泉が多い)
アルカリが強くなるにつれて肌触りが、サラサラ→つるつる→ヌルヌルに感じられます。
私が宮浜に帰ってきて約18年。帰ってきた当初よりツルヌル感が強くなったように感じています。まだツルツルの域ですが。
先程お話に出た嬉野温泉は似た泉質ながらアルカリが強いためヌルヌルした感じ。
また近くでは島根県の美又温泉がph値10に近く本当にヌルヌルです。
宮浜がいつかヌルヌルになるかはわかりませんが、肌触りの感じでは泉質がよくなってきているような気がします。またph値もそれを表していますね。
その2号井の湯を利用している施設はこちらの4軒。
◆趣の違う各施設◆
「庭園の宿 石亭」・・ごらんのように落ち着いた佇まい。日本の名旅館の一つに数えられています。
「旅館かんざき」・・こじんまりとした清潔感あふれる浴槽から、庭園を望むことができます。これぞ「ザ・旅館」という建物です。
「湯の宿 宮浜グランドホテル」・・今年4月にオープンした「マルミエロテン」。宮浜随一の眺望で人気のお湯です。
「べにまんさくの湯」・・大浴場、露天風呂はもちろん、薬草の湯やサウナも完備。宮浜温泉のランドマークです。
上記4軒のうち日帰り温泉は「べにまんさくの湯」、「湯の宿 宮浜グランドホテル」、「旅館かんざき」で行っています。
詳しくは各施設のホームページをご覧くださいませ。
また無料でお試しいただけるのが・・・・・・
べにまんさくの湯の入り口付近にある「足湯」。
11:00~17:00頃まで営業しております!
進化?を続ける宮浜のお湯。ぜひ皆様も一度お越しくださいませ。
注:「旅籠 桜」は自家源泉。「ペンションあんばらんす」は温泉ではございません。
◆最後に驚きの結果が!!◆
ところで分析書の中で「泉質別適応症」という項目があります。
その中で「高尿酸血症」というものがあります。いわゆる「痛風」のことです。
私事で恐縮ですが私の尿酸値、とっくに痛風を発症してもおかしくないレベルがすでに数年続いております。
発症していないのは温泉のおかげかと。。。病は気からですね~。
さて夜も更けてまいりましたので、私はこれから温泉治療に行ってまいります(笑)
それでは、おやすみなさいませ zzz
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